
犯罪があった場合はそれを裁くための、判断基準を定める必要があります。気分や何となくで裁いていては、同じような行為がってもある時は裁かれて、ある時は裁かれないといった不公平が生まれます。
きちんとした基準がなければ、その行為が悪い事かどうかも判断できないのです。しかし、基準を設けて裁く事が難しい事もあり、いじめやパワハラは定義が非常に難しいです。
一般に、パワハラは職権や立場を利用したいじめや嫌がらせのことで、判断基準は明らかに職務の範疇を超えていたり、相手の人格を否定する言動とされますが、被害者が精神的な苦痛を感じると、加害者に故意はなくてもパワハラとして取られる事があります。
パワハラの判断基準は非常に曖昧で、被害者の捉え方でパワハラとして扱ってもらえますが、そのパワハラを裁く事ができるかと言うと、ほとんどの場合は法的に裁く事が難しいのです。パワハラを定義化する事が難しいのは、パワハラの認識には世代間の差がある事も関係しています。
パワハラには、労災が下りる認定基準がありますが、この基準もパワハラを受けたひとが不快あどうかというあいまいな基準で設定されています。世代が上の人達にとっては、高度経済成長期やバブル期、バブル崩壊などを経験してきた人達がおり、正直なところ今の労働基準に比べて厳しい環境であった事は間違いありません。
怒鳴られながら仕事を覚えていくのは当たり前で、中には殴られたりといった常識を超えた厳しく指導が行われていました。このような世代から見ると、現代のパワハラと言われる行為は、部下の指導の反中であると主張する人もいます。このような世代間の認識をなくすためにも、職場でのコミュニケーションが必要です。
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